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動脈硬化・血管狭窄検査

動脈硬化・血管狭窄(閉塞)検査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検査を考慮すべき方 高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病がある場合。高齢者、下肢のしびれ、痛み、皮膚の血色不全、下肢野潰瘍、むくみのある場合。最下段の24時間血圧測定(ABPM)は持続性高血圧が認められます。
診断・原理

上下肢の動脈圧波形を下段挿入写真のような機械で計測します。

1)下肢/上肢の血圧の比(ankle/brachial:ABIと言う)が0.9(1.0)以下になると下肢に到る動脈、即ち、腹部、骨盤内、大腿、脛骨・動脈(下肢の圧波形測定部位)までのどこかに狭窄(閉塞)が疑われます。

2)首または心臓から下肢への血圧波形(脈波の)の伝播速度(PWV)を計ります。この脈波伝播速が速いと血管は硬いと推定されます。これは導管を伝わる圧波形は導管の弾性が固くなるほど速くなる物理法則を利用したもです。下段右の挿入図は 年齢とともに固くなる血管の性状を同年齢正常者の平均・標準偏差を用いて、測定結果がどの領域にあるかで、動脈硬化度を評価します。血管狭窄が疑われるどの部位にどの程度の異常があるか超音波エコーさらに造影MDCTで精査します。

治療 治療すべき狭窄が確定されると、カテーテルによる狭窄部の拡張、ステント留置。これらが不可能なら外科的にバイパス作成、人工血管移植などが行われます。有意な狭窄無く、動脈硬化だけなら、高血圧、脂質異常症、糖尿病など基礎疾患をしっかり治療します。(当ホームページ診療内容の項参照