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骨粗鬆症 診断と治療

骨粗鬆症

 

自覚症状 主に腰痛、時にわき腹、腹に痛みを感じます。下肢の痛み、進むと歩行障害、下肢のしびれなど。
閉経後の女性に多く見られますが、参考画像のように男性にもあります。またリウマチ、自己免疫疾患などでステロイドを服用している場合も進行します。下段左の例は圧迫骨折に至った例です。激しい腰痛で、暫く起きあがれないこともあります。下段右は 大腿骨頸部の骨折を軽い転倒で起こしたものです。高齢者の寝たきりの4分の1は骨折です(その殆どに骨粗鬆症があります)。普段の骨粗鬆の進行予防が重要です。
診断

予防段階では 骨密度の測定(X線、超音波など)。痛みや変形がある段階ではX線撮影。骨・関節の詳細な状態や脊柱管内の狭窄評価には 3次元的に任意断面の観察ができるMDCTが有用です。

治療 骨折、進行を予防する服薬(現在は主に3種:ビスフォスフォネート剤、ビタミンD、Ca剤など病状に応じて選択、併用)。また適度な運動、カルシウムに富む食事、日光にあたることも効果があります。痛み止め(骨折後、痛みがある時。また痛みがあまり強い時は神経ブロック注射もします)。