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関岡クリニック
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いつも日常診療のなかで心がけている信条を中心に 当クリニックの目指す方向を述べさせていただきます。
1)誠実 2)真剣 3)革新 4)患者さんの要望に応える。
 2)、3)について少し具体的に述べてみます。
真剣
心臓・血管疾患などの循環器領域では短時間で生命を左右する病気も少なくありません。 例えば 軽い不整脈と思われた例が 心室細動 突然死に至ることがあります。咳が風邪ではなく 心不全に起因することもあります。心筋梗塞では常に胸の痛みを伴うとは限らず 糖尿病や高齢者では 咳などの心不全の兆候や上腹部痛、吐気などの腹部症状と間違われる症状として出現する場合もあります。これらの兆候を軽いと見逃すと重篤な状態に進展する、あるいは突然死に至ることもあります。 胸、腰、腹の痛みも解離性動脈瘤、 動脈瘤破裂やあるいは肺塞栓によることもあります。 症状が軽いと見逃されると命が危険になることがあります。常に悪い病態も想定して手を抜かず、真剣に鑑別診断・検査していく姿勢が重要と思っています。
革新、医療の効率化
医療技術、装置・設備は常に進歩しています。 10年前 開発されたMDCTは 当初、大学などで先進的に導入され、研究段階であった装置ですが、現在はクリニック、診療所でも知識と技術があれば 利用可能になりました。 これまで、大きな病院で行われていた検査が クリニックでも実施でき、従来、血管や癌の診断で行われていたカテーテルを用いた造影検査はこのMDCT(3次元CT)造影検査で事足りて、検査に伴う苦痛、危険性もなくなり、カテーテル造影では得られない周囲臓器を含む3次元人体画像の診断情報も得られます。この結果、従来大きな病院に紹介したり、入院して行われていた検査は、設備と知識を持てば、クリニック・診療所で外来の日帰りでできるようになりました。 一方、治療においても、3次元CTや超音波エコーで病態の重症度の精確な診断が可能となり、治療効果、病態の推移を詳細に逐次評価でき、家庭を含む24時間の病態評価も 携帯型モニターの開発(不整脈、血液酸素飽和度、血圧など)で 可能となったので 肺炎心不全、一部の脳梗塞などの内科疾患で従来、日本で入院治療されてきた病態の7~8割以上が外来治療(抗生剤の点滴など)と在宅治療(心不全では在宅酸素も利用可能)で行えると感じています。入院を要する例は 1~2日以内に気管内挿管・機械呼吸が必要となる病態に進展する危惧のある重症肺炎、心不全であると理解されます。そのような肺炎、心不全は2割もないが私の実感です。 精度高い診断・技術による外来治療への移行は 医療費の削減と在宅のくつろぎ、時間の有効活用・拘束の削減となります。 医療は技術、器具の進歩でより合理性、効率性、体に負担の少ない方向に進歩しています。
即時の検査、時間の効率性
当院では不整脈・狭心症などの診断に行う検査である携帯型24時間心電図、携帯24時間血液酸素飽和度(睡眠時無呼吸)、24時間血圧計などは機械を返却していただいてから、コンピュターによる解析でほぼ20分以内に結果をお知らせします。肺炎、心不全、脳血管障害、胆のう炎急性膵炎腸閉塞などが疑われる場合は MDCT(3次元)、超音波エコーなどを15分以内に殆ど検査しています。 従って、“クリニック、診療所の技術、診療内容は10~20年前と比べ、大きく変わりつつある、変えられる状況にある”が私の大学付属病院を離れて8年後の実感です。 当院では MDCT, 内視鏡(カメラ)、超音波エコー、デジタルX線などの診断画像はコンピュータに保存され、半年、1、2年前のデータ-を直ちに参照比較できます。 比較することによって、がんの早期発見、病態の経過判断も正確にできます。