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関岡クリニック
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種々の脳梗塞

いろいろな脳梗塞

 

 

症状

脳梗塞の部位、大きさにより症状は異なります。添付画像は異なる部位の梗塞と症状を掲載しました。上段左は右下肢の歩行障害、脱力で来院、外来通院治療で軽快。上段左は四肢の運動障害はないが、視野障害で受診、眼科も受診されていた。中段左は 発語障害(Broca失語)、中段右は会話を理解できない(Wernicke失語)、四肢の運動障害はありません。下段左は軽度認知症で検査、脳質拡大と多数の小梗塞(黄矢印)を認めます。下段左は運動障害等はありません(無症候性)が多数の小梗塞を認めます。

診断 CT、MRI。梗塞の原因としての塞栓、動脈硬化など基礎病変の検査には心臓超音波エコー、頸動脈超音波エコー検査など
治療

急性期は脳浮腫抑制や血流改善剤、抗血小板剤、抗凝固剤。脳梗塞発症3時間以内で出血を誘発する危険性がないと考えられる場合は 血栓溶解剤の使用が最近認められました。予防的には動脈硬化の要因である高血圧、糖尿病、脂質異常の是正。抗血小板剤、抗凝固剤の服用。視野障害の例は他に歩行障害や、嚥下障害等ないため通院点滴と内服薬で治療。